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バイエルン伊藤洋輝も!今夏来日ドルトムントが日本代表5選手獲得候補に?

伊藤洋輝 写真:アフロスポーツ

 香川真司の古巣であるボルシア・ドルトムントは、2026年夏の日本ツアー実施が正式決定。FC東京や香川所属のセレッソ大阪と対戦するが、その裏で複数の日本代表選手の獲得に動いている可能性が浮上。MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、FW上田綺世(フェイエノールト)らにくわえて、バイエルン・ミュンヘン所属DF伊藤洋輝の名前も挙がっているという。

 ドイツ『シュポルト』は4月28日、「ドルトムント、バイエルンのスター獲得に本腰か?」という見出しのもと伊藤の去就を特集。「最近、バイエルンが2026年夏に伊藤洋輝を市場に出す可能性があるという噂が急速に広まった。報道によれば、日本人ディフェンダーに関心を示しているクラブの一つにドルトムントが含まれている」と報じた。

 これによると、バイエルン首脳陣は「必ずしも放出を望んでいるわけではない」という。だが、現実は厳しい。2024年に2300万ユーロ(約38億円)でシュトゥットガルトから加入しながら、度重なる負傷で今季の先発はわずか12試合。報道によれば、伊藤本人が出場機会の増加を求め移籍に前向きな姿勢を示しているという。「適切なオファーなら交渉に応じる」というバイエルンの姿勢も、事実上の売却容認と読む向きがある。

 移籍金は約3000万ユーロ(約50億円)が要求される見込みだが、2500万ユーロ前後なら交渉が成立する可能性も指摘されている。ドルトムントにとって容易な額でないことは確かだ。一方で伊藤本人の優先移籍先はイングランドとされており、ブライトン、リーズ、ウェストハムも名を連ねる争奪戦になりそうだ。

 伊藤以外にも、ドルトムントが関心を持つ日本代表選手の候補は驚くほど多い。現地メディア「Der Westen」はMF田中聡(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)への関心を報道。田中の契約解除金は1200万ユーロ(約22億円)で、バイエルンやレバークーゼン、フランクフルトなども争奪に加わっているという。

 MF藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)については独メディア『フースバルミニスター』がドルトムントを獲得候補として列挙。ブライトン、チェルシー、ウェストハムとも争う構図だ。鎌田大地はパレスとの契約が2025/26シーズン限りで満了予定とされており、『90min.de』がフリーでドルトムントへ移籍する可能性を伝えている。上田綺世についてはオランダ紙「AD」がドルトムントを移籍先候補として名指した。

 日本ツアー実施を決めたドルトムントが、日本人選手の獲得に前向きであることは明白だ。ツアーマーケティングと補強が連動しているとすれば、それはビジネス上の合理性として十分理解できる。国際舞台で実績を残している日本人選手も増えているが、果たして伊藤や上田、鎌田などに正式オファーを提示することはあるのだろうか。