
AFCチャンピオンズリーグ決勝(ACLE)の町田ゼルビア対アル・アハリでは、アル・アハリサポーターの投げ込んだ物体が町田スタッフの頭部に直撃したことで物議を醸していた。このサウジアラビアのサポーター問題には、アル・ナスル所属FWクリスティアーノ・ロナウドも複雑な思いを抱いているようだ。
4月29日、サウジアラビアリーグ第30節のアル・アハリ戦。ロナウドはピッチへ異物を投げ込もうとする観客に対し、試合中に自ら制止のジェスチャーを見せた。世界最高峰のスーパースターがプレーを中断してスタンドを諌める——異例の光景だ。
試合後、中東メディア『alyaum』が伝えたところによると、ロナウドは「シーズン終了後、リーグで起こっている悪いことについて暴露するつもりだ」とコメント。「これはサッカーであって戦争ではない」とも付け加えた。
発言の重みは小さくない。
ロナウドはサウジアラビアリーグそのものの顔とも言える存在だ。その男が「悪いこと」と断言し、しかもシーズン終了まで口を閉ざすと宣言した。何を知っており、何を告発しようとしているのだろうか。
ACLE決勝における投げ込み騒動は、すでに国際的な批判を招いていた。町田スタッフへの直撃映像はSNSで急拡散し、日本国内から批判が沸き起こっている。ロナウドの今回の発言は、その延長線上にあるとも、あるいはそれをはるかに超えた内部告発の予告とも受け取れる。
「リーグで起こっている悪いこと」——この言葉を額面通りに受け取れば、スタジアムの暴力的行為に留まらない可能性がある。むしろ、当事者の口から出た「悪いこと」という強い表現が意図的に曖昧なまま残されている点が、最大の火種だ。ロナウドが何を語るのか、町田戦での出来事が記憶に新しいだけに、日本のサッカーファンにも影響を与えそうだ。
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