
インターネット動画配信サービス『DAZN』は、Jリーグや海外サッカーにくわえて、日本代表の一部試合やFIFAワールドカップ北中米大会全試合をライブ配信。そのDAZNが4月20日、突如として新プランの内容を公開——そして間もなく削除するという、前代未聞の騒動を引き起こした。
削除前のスクリーンショットがX上で瞬く間に拡散。「DAZN SOCCER」と銘打たれたサッカー特化プランの存在が、図らずも白日の下にさらされた格好だ。内容はこうだ。2026年4月20日から8月30日を提供期間とし、Jリーグ・欧州主要リーグ・W杯2026を対象とした年間契約必須のサッカー専用プラン。通常月額2,600円だが、加入後最初の3カ月は月980円というキャンペーン価格が設定されているとみられる。年間トータルで計算すれば、980円×3か月+2,600円×9か月=26,340円、月換算で約2,195円。
一方、既存の標準プランは月4,200円(月払い)、年間一括なら月換算2,667円。Jリーグ年間パックは18か月一括45,000円で月2,500円だ。単純比較では「サッカープランが最安」に見えるが、罠がある。
サッカー以外のコンテンツ——格闘技、テニス、バスケットボールなど——は一切視聴できない。しかも年間契約が前提であり、W杯が終わる8月以降も契約は継続される設計とみられる。北中米W杯の熱狂が冷めた後、サッカー専用プランを持て余すユーザーが続出する可能性は、拭えない。
プレスリリースの即削除という異例の事態について、DAZNからの公式説明は現時点でゼロ。「誤公開だったのか、それとも内容修正のためなのか」——情報が遮断されたまま憶測だけが膨らむだけに、DAZNに対して不信感を募らせる既存ユーザーもいるはずだ。
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