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日本代表FW上田綺世にオランダ移籍浮上。伊方面「ジェノアにとって…」

上田綺世 写真:Getty Images

 元鹿島アントラーズ所属選手の日本代表FW上田綺世は、ベルギー1部サークル・ブルッヘでブレイク。FW三浦知良の古巣であるセリエA(イタリア1部)ジェノアからの関心が噂されているが、ここにきてオランダ1部フェイエノールト移籍の可能性が浮上している。

 ジェノア移籍の可能性については、イタリアメディア『カルチョメルカート』が14日に報道。『カルチョライン』は、ジェノアが買い取りオプション付きレンタル移籍での上田獲得を目指す可能性を伝えていた。ただ一方で、イタリア・ジェノバの地元紙『Il Secolo XIX』は同選手の移籍金を800万ユーロ(約12億4000万円)と見積もり、ジェノアにとって支払い不可能な金額だとしていた。

 すると『カルチョメルカート』は18日になって「ジェノアにとって、上田獲得への道はより複雑になっている。サークル所属の日本人選手はフェイエノールトで大人気だ」と伝えたのだ。

 フェイエノールトは浦和レッズ所属FWブライアン・リンセンの古巣であり、オランダ1部リーグを11度制した強豪。2022/23シーズンは序盤から順調に勝ち点を積み重ねると、昨年9月18日のPSVアイントホーフェン戦を最後にリーグ戦で負けなし。今年2月12日のヘーレンフェーン戦からリーグ戦12連勝により、PSVアイントホーフェンやアヤックスを退けて6シーズンぶりとなるリーグ制覇を成し遂げている。また先月にはオーストリア1部LASKリンツ所属FW中村敬斗やジュビロ磐田所属FW後藤啓介への関心が報じられている。

 ポルトガル1部スポルティングCPやジェノア、ブンデスリーガ(ドイツ1部)所属クラブが新天地候補にあがっている上田。ドイツメディア『フースバル』は、サークルが移籍金として800万ユーロを要求する可能性があると伝えている。