Jリーグ 京都サンガ

京都サポと衝突!曺貴裁監督「選手はよくやってる」横浜FM戦で敗北

曺貴裁監督 写真:Getty Images

 京都サンガは7日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節で、横浜F・マリノスに1-4と大敗。試合後の京都サポーターと曺貴裁監督による口論が話題を呼んでいる。

 京都は敵地での横浜FM戦でキックオフからわずか10分で失点。40分にDF福田心之助のゴールで同点に追いついたものの、後半4分にDF麻田将吾のオウンゴールで再びリードを許す。さらにFWヤン・マテウスとMF水沼宏太にゴールネットを揺らされて敗北。直近のリーグ戦4試合で1分3敗となり、最下位の横浜FCから勝ち点7差の12位に甘んじている。

 それだけに京都サポーターは直近数試合の戦いぶりへの不満を爆発。試合後、曺監督や選手たちとの意見交換で「選手はよくやってる!」という指揮官の言葉に対して、「やってるのは分かっている。結果を出せ!」と反発。それでも曺監督は「負けたのは俺の責任だ。選手に言うな!」と選手を擁護。サポーターからブーイングを浴びると、「ブーじゃねーよ!」と怒りをあらわにしている。

 この意見交換の様子は、ツイッター上で瞬く間に拡散。選手をかばう曺監督に対して「熱血漢で素敵」、「これだけサポーターに向き合ってくれる監督なかなかいない」、「選手目線で見るといい監督」というコメントが寄せられている。

 また同監督の古巣である湘南ベルマーレのサポーターからは「相変わらずアツい」、「数年前によく見かけた光景」、「曺監督を信じたほうがいいよ」という声も。京都の現状やサポーターと監督、選手の関係のあり方も含めて、様々な意見が飛び交っている。