日本代表・海外組 海外日本人選手

モナコ南野拓実に飼い殺し危機…プレミア復帰・PSV移籍報道も残留

南野拓実 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表FW南野拓実(27)は、リーグアン(フランス1部)ASモナコで出場機会を失っている。その南野拓実には移籍ウィンドウ閉鎖直前になってオランダ1部PSVアイントホーフェン移籍の可能性が報じられていたが、残留確実となっている。

 PSVは今冬の移籍ウィンドウで、カタールW杯オランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)をリバプールへ完全移籍により放出。ガクポの後釜確保が優先事項となる中、オランダメディア『VOETBAL』はPSVの新戦力候補のひとりに南野拓実を挙げていた。

 しかしPSVは移籍ウィンドウ最終日の1月31日に、ボルシア・ドルトムントからベルギー代表MFトルガン・アザール(29)をレンタル移籍により獲得。攻撃陣の補強が完了したことから、南野拓実のPSV移籍の可能性は消滅したとみられる。

 また南野拓実はASモナコのフィジカル面を重視するスタイルにフィットできず、年明け以降はリーグ戦4試合つづけて出場機会がない。今冬残留が確実であるだけに、ASモナコで飼い殺し状態になる可能性が考えられる。

 南野拓実の去就については、イギリス・ヨークシャー州リーズの地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』が「リーズ・ユナイテッドがレンタル移籍により南野拓実の獲得に動く可能性がある」と報道。

 昨年12月に行われたリーズ・ユナイテッドとの練習試合後に、同選手とリーズのジェシー・マーシュ監督が対談。レッドブル・ザルツブルク在籍時の恩師と再会する可能性がささやかれていたが、結局リーズ移籍の噂も立ち消えとなっている。