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鎌田・長谷部・守田と対戦熱望?セルティックのCL組合せを現地メディア占う

セルティック優勝式典での日本人選手 写真:Getty Images

 日本代表FW古橋亨梧(27)らを擁するセルティックは来月、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージに臨む。そのCLグループステージの組み合わせ抽選会を今月26日に控える中、現地ではアイントラハト・フランクフルトやスポルティングCPとの対戦を望む声が上がっているようだ。セルティックの専門サイト『THE CELTIC WAY』が伝えている。

 セルティックは古橋亨梧や日本代表FW前田大然(24)らの活躍もあり、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で優勝。スコットランドはUEFAカントリーランキングでロシアと拮抗していたが、ウクライナ侵攻をうけてロシア勢がUEFA主催大会から追放されたことにより、スコットランド1部優勝クラブにCLグループステージ出場権が与えられている。

 またグループステージ組み合わせ抽選会前のポット分けで、セルティックはポット4に。日本人選手所属クラブでは、日本代表MF鎌田大地(25)やMF長谷部誠(38)所属のフランクフルトがポット1に入ったほか、日本代表MF守田英正(27)所属のスポルティングCPがポット3に名を連ねている。

 その中、『THE CELTIC WAY』はセルティックにとっての理想的な組み合わせが「フランクフルト、RBライプツィヒ、スポルティングCP」だと主張。

 フランクフルトについて「(EL決勝で)レンジャーズを下したブンデスリーガのクラブは、初めてCLグループステージに参戦する。彼らは以前、UEFAチャンピオンズカップに出場。1959/60シーズンに決勝まで勝ち進んだが、現行方式の大会には参加したことがなかった」

 「(アンジェ・)ポステコグルー監督にとって、オリバー・グラスナー率いるフランクフルトとの対戦は間違いなくタフだ。だが選択肢の多さという点では、おそらくフランクフルトがベストな候補となるだろう」と説明。

 そしてスポルティングCPについては「敵地での対戦という点では、1967年にセルティックが最高の瞬間を迎えた場所をサポーターが訪れることができるため、理想的と言えるだろう」とし、リスボン開催の1966/67シーズン・UEFAチャンピオンズカップ決勝戦でセルティックが勝利したことに言及。

 「セルティックがスポルティングCPに引き分けたとしても、決して楽な展開にはならないだろう。だがポステコグルー監督は昨季のELレアル・ベティス戦での戦いぶりから、自分たちにもチャンスがあると感じているはずだ」と綴っている。

 なお『THE CELTIC WAY』はセルティックにとって最悪の組み合わせとして「レアル・マドリード、リバプール、ボルシア・ドルトムント」を挙げている。CLグループステージで日本人対決が実現するか注目が集まる。