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南野拓実にプレミア昇格組移籍説が!「リバプールは彼の売却を…」

南野拓実 写真:Getty Images

 日本代表FW南野拓実(27)は、今季終了後のリバプール退団が濃厚とみられている。同選手の新天地候補にはリーズ・ユナイテッドをはじめ複数クラブが挙がっているが、プレミアリーグ昇格クラブに移籍する可能性もあるようだ。

 南野拓実は昨年7月にレンタル先のサウサンプトンからリバプールに復帰したが、今季もここまで公式戦8試合の出場にとどまっているほか、プレミアリーグではスタメン出場がない。また、4月5日開催のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・ベンフィカ戦でのベンチ入りを最後に公式戦全試合でメンバー外となっている。

 同選手の去就を巡っては、今年1月にリーズ・ユナイテッドやリーグアン(フランス1部)のASモナコなどがリバプールに対して獲得の打診を行ったものの、リバプールはオファーを却下。

 ただリバプールでの来季構想外が報じられると、リーズ・ユナイテッド移籍の噂が再燃しているほか、ボルシア・ドルトムントやラツィオも移籍先候補に浮上。リバプールがフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)の獲得を狙う中、南野拓実を交換要員としてモナコに放出する可能性も伝えられている。

 その中、リバプールの専門サイト『Rousing The Kop』は今年1月にリバプールからボーンマスへレンタル移籍したDFナサニエル・フィリップス(25)に注目。ボーンマスでレギュラーに定着しているほか、今季終了後にボーンマスへ完全移籍する可能性があることを主張している。

 そしてフィリップスにつづき、ボーンマスへ移籍する可能性のあるリバプール所属の選手として、南野拓実やイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン(28)、イングランド代表DFジョー・ゴメス(24)、ギニア代表MFナビ・ケイタ(27)、DFトム・クレイトン(21)の5選手を列挙。

 南野拓実について、リバプールで出場機会が少ないことを紹介した上で「(ユルゲン・)クロップ監督はミナミノが2024年まで契約しているため、ミナミノの将来について解決を迫られることはないだろう。クロップはFAカップ5回戦ノリッジ・シティ戦で、ミナミノが2ゴールで勝利に貢献した後、週給7500ポンドのミナミノを『信じられない』と絶賛した」

 「しかし、プレミアリーグでの出場時間がいかに少ないかを考えると、リバプールは今季終了後にミナミノの売却を決断するかもしれないし、フィリップスのようにボーンマスに新天地を求めるかもしれない」と説明している。

 なお、ボーンマスは今季のEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)で勝ち点88を獲得。フラムやハダースフィールド・タウン、ノッティンガム・フォレストとのし烈な昇格争いの末、リーグ2位で3シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を決めている。