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G大阪・南野遥海がデビュー後に神対応!脳震盪のファンに「すみませんでした」

ガンバ大阪の応援旗 写真:Getty Images

 ガンバ大阪下部組織所属のFW南野遥海(18)が14日、明治安田生命J1リーグ第13節・柏レイソル戦でデビュー。試合後にツイッターを更新し、脳震盪を起こしたサポーターに対して謝罪した。

 ガンバ大阪は今月12日までにトップチームの選手7名が新型コロナウイルス陽性により隔離。主力選手を多く欠く中、柏レイソル戦では今季売り出し中のMF中村仁郎(18)が先発出場したほか、下部組織所属であるDF桒原陸人(17)と南野遥海の2選手がベンチ入りしていた。

 試合はガンバ大阪が71分にブラジル人MFダワン(25)のゴールで先制すると、75分には南野遥海が途中出場によりデビュー。自陣に押し込まれる時間が長くなる中、守備でのハードワークを厭わず、カウンターの局面では相手ディフェンスラインの裏を突く動きを見せるなど、存在感を発揮。一方の桒原陸人には出番が訪れなかった。

 試合後、ひとりのガンバ大阪サポーターが三協フロンテア柏スタジアムで試合観戦していた際、ボールが当たり脳震盪を起こしていたことを報告。このツイートはガンバ大阪サポーターやJリーグファンにより瞬く間に拡散される。

 すると、南野遥海が14日深夜に反応。当該サポーターのツイートを引用した上で「すみませんでした。今後は気をつけます。対応してくださった関係者、サポーターの皆様ご迷惑をお掛けしました。 ありがとうございました」と投稿。これにはガンバ大阪サポーターから「仕方ないよ!」、「誰も悪くない」というコメントが寄せられているほか、「将来絶対良い選手になるよ!」、「期待しています!」、「今日のプレー良かったよ!」と励ましや称賛のメッセージも同選手のもとに届いている。

 なお、ガンバ大阪は柏レイソル戦での勝利により勝ち点を「17」まで積み上げて10位に浮上している。主力選手を欠く緊急事態の中でチャンスをもらった南野遥海は、SNSでもプロフェッショナルな姿勢を見せ、サポーターに好印象を与えている。