Jリーグ ヴィッセル神戸

元神戸ポドルスキが去就不透明に!生まれ故郷のクラブに不満と現地報道

ルーカス・ポドルスキ 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(36)は、今季限りでエクストラクラサ(ポーランド1部)のグールニク・ザブジェを退団する可能性があるようだ。21日、ポーランドメディア『WP SportoweFakty』が報じている。

 同選手はケルン、バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、インテル、ガラタサライをへて2017年にヴィッセル神戸へ加入。ヴィッセル神戸では2年半にわたりプレーし、天皇杯優勝に貢献していた。そして2020年1月にスュペル・リグ(トルコ1部)のアンタルヤスポルへ移籍したものの出場機会を得られず、昨年7月にグールニク・ザブジェに加入していた。

 そんなポドルスキは今季ここまでリーグ戦30試合中20試合に先発出場して7ゴール3アシストをマーク。トップ下でレギュラーに定着している。しかし、『WP SportoweFakty』は同選手の去就について「ポドルスキを待ち受ける未来が何であるか分かっていない。彼はグールニク・ザブジェでの引退を望んでいると言われていたが、状況は一変した」

 「クラブの会長が以前のインタビューで語ったように、ポドルスキのグールニク・ザブジェ残留は、クラブの補強方針にかかっている。彼はクラブがリーグ中位に甘んじていることに不満を満足しておらず、何かを求めて戦うことを望んでいる」と報道。今季終了後に退団する可能性があると主張している。

 また、グールニク・ザブジェは今季終了後に会長交代の可能性があるほか、監督の去就も不透明であるとのこと。ポドルスキとの契約も今年6月に満了を迎えるが、現時点で契約延長には至っていないようだ。

 なお、グールニク・ザブジェはポドルスキの出身地であるポーランド南部にホームスタジアムを構えている。複数クラブからの関心が伝えられる中、生まれ故郷に戻ったポドルスキだが、シーズン終了後にどのような結論を出すのか注目が集まる。