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横浜FM退団ティーラトンが激怒!「Jリーグと違って僕に…」タイ代表戦での出来事振り返る

横浜F・マリノスのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを退団したDFティーラトン・ブンマタン(31)が、タイ代表の一員として臨んだAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)での出来事に対する怒りが収まらないようだ。21日、タイメディア『Khaosod』が伝えている。

 ティーラトンは2019年にタイ・リーグ1(タイ1部)のムアントン・ユナイテッドから横浜F・マリノスへ移籍すると、リーグ戦で25試合に出場してJ1リーグ優勝に貢献。2021シーズンは序盤に負傷離脱していたものの、リーグ戦23試合で先発出場。左サイドバックの主力としてアンジェ・ポステコグルー前監督やケヴィン・マスカット現監督から信頼を寄せられていたが、シーズン終了後にブリーラム・ユナイテッドへ電撃復帰している。

 また、昨年12月から今年1月1日にかけて行われたAFFスズキカップでは、8試合中5試合でフル出場。昨年12月29日開催の決勝・インドネシア戦1stレグは累積警告により出場停止となっていたが、元旦開催の2ndレグではフル出場して、タイ代表の優勝に大きく貢献している。

 そんなティーラトンに対しては、SNSでとあるユーザーから「マリノスではとても冷静にプレーしていた。だけど、AFFスズキカップのタイ代表やブリーラムでのプレーは攻撃的になりすぎているのではないか」という主旨のメッセージが届いたとのこと。

 これに対して、ティーラトン本人は「僕はJリーグで4年間プレーしていたけど、スズキカップでプレーした時のような不満や怪我はなかったね。Jリーグでは選手たちがサッカーに集中しているからだよ。そんなJリーグと違ってスズキカップでは相手がタイと分かると、相手は僕に蹴りを入れようとするのさ」と投稿するなど、怒りをあらわにしている。

 なお、北海道コンサドーレ札幌から川崎フロンターレへ完全移籍したタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)は、ティーラトンが日本で友達ができなかった息子のことを思って母国復帰を決断したことを明かしている。そんなティーラトンはJリーグでのプレーに慣れていただけに、しばらくはストレスと向き合うことになるだろう。