Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

元千葉ゲリアが“J2軽蔑”風潮に反発!「彼らは理解していない」J1との比較も

ジェフユナイテッド市原・千葉のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 ファジアーノ岡山に所属するFWミッチェル・デューク(31)やアルビレックス新潟へ加入したDFトーマス・デン(24)をはじめ、オーストラリア人選手による明治安田生命J2リーグ挑戦が徐々に増えている。その中、かつてジェフユナイテッド市原・千葉でプレーした元オーストラリア代表DFジェイソン・ゲリア(28)が、J2リーグのレベルの高さを語った。20日、オーストラリアメディア『OPTUS SPORT』が伝えている。

 オーストラリア代表でのプレー経験豊富なデュークは、2015年から4シーズンにわたり清水エスパルスでプレーすると、その後はAリーグ(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズやサウジアラビア1部のアル・タアーウンに在籍。しかし、U24オーストラリア代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場した後、ファジアーノ岡山へ加入している。

 また、トーマス・デンは2020年1月にAリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・ビクトリーから浦和レッズへ完全移籍。しかし、グロインペイン症候群(股関節痛)に悩まされたこともあり、2021シーズンは公式戦5試合の出場にとどまると、昨年11月24日に退団が決定。その後、本人がオーストラリアメディアのインタビューでJリーグでのプレー続行を望んでいることを明かすと、今月5日になってアルビレックス新潟への加入が正式決定している。

 さらに、複数のオーストラリアメディアの報道によると、Aリーグのアデレード・ユナイテッドに所属する元U23オーストラリア代表MFステファン・ムーク(26)のファジアーノ岡山移籍がほぼ確実になっている。また、スーダンとオーストラリアの国籍を有するFWモハメッド・アダム(21)もJ2リーグクラブへの加入で合意。くわえて、セントラルコースト・マリナーズFCに所属する元オーストラリア代表GKマーク・ビリギッティ(30)にもJリーグクラブから強い関心を寄せられている。

 その中、『OPTUS SPORT』は2018年から3シーズンにわたりジェフユナイテッド市原・千葉でプレーし、現在メルボルン・ビクトリーに所属する元オーストラリア代表DFジェイソン・ゲリア(28)のコメントを紹介している。

 ゲリアはJ2リーグに対する印象を聞かれると「多くの人がJ2は普通のリーグだと考えていると思う。そういう人たちは日本のサッカーのレベルを理解しているとは思えないね。(J2リーグの)レベルは高い。競争が激しく、選手にとっては本当に良いところだ」

 「(J2リーグの)選手たちのクオリティは高いし、両足の技術が優れた才能のある選手たちが多い。彼らはハードワークをしているし、とても規律正しいからタフなゲームになる。プレーするのが難しいリーグだよ」と語っている。

 つづけて「J1と比較すると、J1の選手の方がクオリティは高いかもしれない。だけど、リーグの差はそれほど大きくありませんし、まわりの人たちが抱く印象ほど差はないと思う」とコメントを残している。

 なお、デュークも昨年9月に母国メディアのインタビューに応じた際、日本サッカーのレベルについて「『J2リーグのクラブに加入した時、サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)でプレーすることが期待できるのか』という声がSNS上であったね。『Aリーグのクラブへ簡単に戻ることができたタイミングで一体なぜ(日本へ)行ったのか』という声もあるね。そういうことを言っている人たちは、ここ(日本)のサッカーがどれだけ素晴らしいものであるのか知らないのさ」

 「別に僕の決断について正当化する必要はない。だけど、(Jリーグは)確かなクオリティが備わったリーグだ。それにインテンシティや競争の激しさという点でEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)を思い出すようなところだね」とコメント。Jリーグのレベルが低いという周囲の見方に反論していた。