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ポステゴグルー監督が中国に熱視線!?週給900万円の豪州代表MFと再会か

アーロン・ムーイ 写真提供:Gettyimages

 日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは、今冬の移籍ウィンドウで川崎フロンターレの日本代表FW旗手怜央(23)や横浜F・マリノスでプレーする日本代表FW前田大然(24)の獲得に向かう可能性が噂されている。その中、イギリスメディア『HTIC』は19日、セルティックが中国スーパーリーグの上海海港(旧上海上港)に所属するオーストラリア代表MFアーロン・ムーイ(31)をトップターゲットに掲げていると報じた。

 ムーイは2016年夏にAリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・シティからマンチェスター・シティへ移籍。その後はハダースフィールド・タウン、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンでプレーし、昨夏にブライトンから中国スーパーリーグの上海海港へ完全移籍により加入。今季は開幕からリーグ戦5試合つづけて先発出場したものの、7月以降はリーグ戦1試合をのぞき全試合でメンバー外となっている。

 そんなムーイは、上海海港と週給6万ポンド(約900万円)による現行契約を2023年6月まで残している。ただ、中国メディア『天津日報』は今月はじめに、広州FCや河北など中国スーパーリーグに所属する大半のクラブで選手に対する給与やボーナスの支払いが遅延していると報道。ムーイに関しても給与を受け取れていない可能性が考えられる。

 その中、『HTIC』はアンジェ・ポステコグルー監督が中盤の新戦力としてムーイを最上位候補に挙げていると主張。ムーイが減給を受け入れることが条件であるものの、同選手の妻がスコットランド出身であることがセルティック移籍実現への後押しになるものとみられる。

 なお、ムーイは2015年3月の国際親善試合・ドイツ戦でオーストラリア代表でのデビューを飾ると、ポステコグルー監督のもとでFIFAワールドカップ・ロシア大会のアジア予選を戦い抜き、本大会でもグループステージ全3試合でピッチに立った経験を持っている。

 ポステゴグルー監督はJリーグの市場に注目する一方で、代表チームでともに仕事をしたムーイとの再会を望んでいるかもしれない。