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久保裕也フル出場も…シンシナティが12連敗で今季終了

ニュルンベルク在籍時の久保裕也 写真提供:Gettyimages

 元日本代表MF久保裕也(27)を擁するFCシンシナティは、8日開催のメジャーリーグサッカー(MLS)最終節・アトランタ・ユナイテッド戦で敗れ、リーグ戦12連敗という不名誉な記録とともに今シーズンを終えた。

 FCシンシナティは今シーズン序盤から黒星が先行すると、9月末にヤープ・スタム監督を解任。下部組織を率いていたタイロン・マーシャル氏が暫定監督に就任したものの、連敗を止めることはできずに最終節を迎えていた。

 また、久保裕也はスタム前監督のもとで主戦場をボランチへ転向。しかし、マーシャル暫定監督の就任以降は再び右ウイングや左ウイングで起用されている。その久保裕也は最終節・アトランタ・ユナイテッド戦で「4-4-2」のシステムにおける左サイドでフル出場。チームは21分に先制ゴールを奪ったものの、後半に2失点を喫して敗れている。

 これにより、FCシンシナティは9月12日開催の第19節・トロントFC戦での勝利を最後に白星から見放され、リーグ戦12連敗と復調の兆しが見られないままシーズン終了。イースタン・カンファレンスで4勝8分22敗と最下位に沈んだ。