Jリーグ ヴィッセル神戸

イニエスタ、勇退発表の家本政明主審に粋な計らい!神戸サポーターは“ゲーフラ”贈呈

アンドレス・イニエスタ 写真提供: Gettyimages

 今季限りで国内トップリーグを担当する審判員から退くことになった家本政明氏は6日、明治安田生命J1リーグ第35節・ヴィッセル神戸対徳島ヴォルティスで主審を務めた。そんな家本政明氏に対するヴィッセル神戸サポーターや元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)の計らいが話題になっている。

 先日、今季限りでの勇退が発表された家本政明氏に対しては、連日のように多くのJリーグファンや選手たちから感謝のメッセージが送られている。その中、同氏はノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸対徳島ヴォルティスで主審を担当。いつもと変わらず選手たちと丁寧のコミュニケーションをとりながら試合を捌いている。

 そんな家本政明氏は7日にSNSを更新。「昨日の試合後、『家本さん、お疲れさまでした。これ、神戸から家本さんへの感謝の気持ちです。本当にありがとうございました』とイニエスタ選手のサイン入り試合球をいただきました。イニエスタ選手をはじめ神戸の選手の皆さま、スタッフの皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございます」と投稿し、イニエスタからのプレゼントがあったことを明かしている。

 また、試合前の出来事についてもSNSを通じて告白。「今日も会場に来られた皆さまから、温かい拍手をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。 しかも、僕のゲーフラをプレゼントしていただきました。心から感謝いたします。神戸サポの皆さま、最高です!ちなみにこのゲーフラ、夏頃に作られて、僕が来るのをずっと待っておられたようです。本当に感謝しかありません」と投稿するとともに、ヴィッセル神戸サポーターをバックに「信念、家本政明、プロフェッショナルレフリー」と書かれたゲーフラを持つ自身の姿をアップしている。

 なお、家本政明氏は2002年からJリーグ公式戦での審判員を担当。これまでリーグ戦500試合以上でピッチに立つと、先月30日に行われたYBCルヴァンカップ決勝・名古屋グランパス対セレッソ大阪でも主審を担当。カードを提示することなく選手たちと丁寧にコミュニケーションをとりながら試合を進めたことで、多くのJリーグファンから称賛の声が上がっていた。