VfBシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航(28)は、キャプテンとしてチームを支えている。そんな遠藤航が中盤センターで重要な役割を果たしていることを示すデータが28日、ドイツ紙『ビルト』で取り上げられた。
遠藤航は昨季ブンデスリーガで33試合に先発出場。中盤センターでの安定したプレーを見せると、今季はここまでリーグ戦全6試合でフル出場している。ただ、シュツットガルトはここまで1勝2分3敗とスタートダッシュに失敗。26日に行われた昇格組VfLボーフムとの一戦で0-0のドローに終わるなど、チーム内で様々な課題を抱えている。
その中、『ビルト』はシュツットガルトが上位浮上のきっかけをつかむためのヒントとして、ここまでのデュエル成功率がリーグ屈指の高さを誇っていることを紹介。リーグ戦6試合とDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)1試合の計7試合におけるシュツットガルトのデュエル成功率は54.4%であり、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントを上回る数字であるという。
また、攻撃の局面における成功率が52.6%であるほか、守備の局面でも56.4%とリーグで最も高い成功率を記録。そして、空中戦での成功率が60.8%と高い一方で、地上戦では53.1%にとどまっていることも紹介。この地上戦での成功率はバイエルン・ミュンヘンやホッフェンハイムを下回る数字であるとのことだ。
そして、シュツットガルトのデュエル成功率の高さを支えている選手として、DFコンスタンティノス・マヴロパノス(23)と遠藤航をピックアップ。前者はこれまで112回のデュエルで、71.4%と驚異的な成功率を残している。また、後者はすでに143度もデュエルに挑んでおり、「チーム内で最も忙しい選手」として紹介されている。
チーム内で絶大な信頼を得ている遠藤航だが、中盤におけるボールの奪い合いで幾度となく顔を出していることがデータによって証明されている。
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