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「休暇後にメールを開くと…」G大阪レアンドロ・ペレイラ、過去の移籍劇で衝撃告白!

パナソニックスタジアム吹田 写真提供:Getty images

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪に所属するブラジル人FWレアンドロ・ペレイラ(30)は、2014年12月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスに加入した背景について、衝撃的な事実を明かした。25日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。

 レアンドロ・ペレイラは2011年にブラジルのフェロヴィアリアでプロキャリアをスタートさせると、2013年にシアノルテへ加入。2013年から2年間にわたり複数回のレンタル移籍を余儀なくされる中、2014年4月からシャペコエンンセでプレーすると、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で2桁ゴールをあげるなど飛躍を遂げていた。

 そんなレアンドロ・ペレイラは2014年冬にシャペコエンンセでのレンタル期間を終えた後、シアノルテからブラジル1部のコリンチャンスへ移籍することがほぼ確実だったという。

 本人は当時の出来事について「コリンチャンスとはほぼすべての面で合意に達していたね。買い取りオプション付きの1年レンタルという条件だった。ビッグクラブに行きたかったし、そんな僕にとってコリンチャンスからのオファーはとても良いものだったよ」と語る。

 そして「僕は(シーズンを終えて)休暇をとっていた。そして自宅に戻ると代理人が僕にこう言ってきたんだ。『レアンドロ、メールを確認して。新しい情報が届いているよ』とね。そしてメールを開けてみると、なんとパルメイラスからのオファーだったのさ。それも完全移籍でのものであり、5年契約だったね」

 「コリンチャンス移籍に備えてサンパウロへ行く準備はすべて整えていた。だけど、僕はプロのサッカー選手だし、家族もいる。それにヨーロッパでプレーするための見通しも立てていた。僕にとってベストな選択をしなければいけなかったし、条件面でコリンチャンスよりも良いパルメイラスへの移籍を決断したよ」とコメント。休暇を終えた時に届いていた1本のメールをきっかけに自身の去就が一変したことを明かした。

 レアンドロ・ペレイラは2015シーズンにパルメイラスで本来のパフォーマンスを見せると、夏の移籍ウィンドウでジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪クラブ・ブルージュへの完全移籍を果たした。当時、ヨーロッパでのプレーを望んでいた同選手としては、コリンチャンスとサインを交わさず、パルメイラスへ移籍するという決断は正しかったと言えるだろう。