
8月7日に開幕が迫る2026/27シーズンのJリーグ。例年は冬が本番となる移籍の話題も、今夏は新シーズンへの移行の影響もあってか盛り上がり、J1クラブはもちろん下位カテゴリーでも多くの選手が新天地への移籍を決めている。
直近のハーフシーズンに行われた百年構想リーグで、J2勢はJ2・J3の40クラブを4つのグループに分けて地域リーグラウンドを戦った。J3勢の躍進に押されるクラブも複数出たものの、首位はいずれのグループでもJ2勢が死守し上位カテゴリーとしての意地を見せた。
そんな特殊なレギュレーションのハーフシーズンを戦い抜いたJ2各クラブ。今夏はそれぞれが積極的な補強の動きを見せ、ほとんどのクラブが即戦力の獲得に成功している。ここでは、中でも特に実績を持つ選手を複数獲得し、戦力アップに成功したと言えるJ2クラブを3つ、ランキング形式で紹介していく。

3位:サガン鳥栖
IN(新加入)
- 髙橋利樹(清水エスパルスより完全移籍)
- 阿部海大(ファジアーノ岡山より完全移籍)
- 藤嶋栄介(鹿児島ユナイテッドより完全移籍)
- 吉田真那斗(大分トリニータより完全移籍)
- 山内翔(ヴィッセル神戸より期限付き移籍)
- 中原輝(清水エスパルスより完全移籍)
- パク・ホミン(仁川ユナイテッドより完全移籍)
OUT(移籍・退団)
- ジョー(契約解除)
- 内山圭(レノファ山口へ完全移籍)
- 北島郁哉(FC岐阜へ期限付き移籍)
- 弓場堅真(柏レイソルへ完全移籍)
- ヴィキンタス・スリヴカ(FKカウノ・ジャルギリスへ完全移籍)
- 上原牧人(福島ユナイテッドへ完全移籍)
- 池田季礼(沖縄SVへ期限付き移籍)
- 黒木雄也(FC延岡AGATAへ期限付き移籍)
百年構想リーグの地域リーグラウンドでは、J2初参戦のテゲバジャーロ宮崎とJ3の鹿児島ユナイテッドに後れをとる恰好となったサガン鳥栖。下位に沈んだわけではないが、Jリーグでの実績において格下ともいえるクラブに及ばなかったことで、新シーズンの展望に不安を覚えたファンやサポーターも多いことだろう。
しかし、今夏の補強によりそんな懸念はある程度払拭できたと言える。加入わずか半年で柏レイソルへ個人昇格することとなったMF弓場堅真の流出こそあったものの、攻守にわたって十分にシーズンを戦い抜ける陣容を整えている。
攻撃陣では、新たな得点源としてFW髙橋利樹を獲得。2022年にはJ2ロアッソ熊本の躍進を支えた1人であり、40試合で14ゴールという頼もしい結果を残している。
そんな髙橋への供給源としてMF中原輝も獲得。前回鳥栖に所属していた2024シーズンには22試合で2ゴール3アシストをマークしており、既存戦力のMF西澤健太と二人セットプレー時などで前線に効果的なボールを供給できる選手を得た。左右異なる利き足の優れたキッカーを揃えられたことは、シーズンを戦う上で大きな武器となるに違いない。
守備陣でも新戦力への期待は大きい。DF阿部海大は2024シーズンにおけるファジアーノ岡山昇格の立役者の1人。J2での経験も長く、頼もしい補強と言える。
また、大分トリニータより加入のDF吉田真那斗の加入も大きい。2024年に大分加入後は、常に主軸を務めており百年構想リーグでも17試合に出場。同カテゴリーのライバルから主軸を獲得する結果となった。
攻守両面でバランスよく補強できたことが何よりの成果。左足の飛び道具に加え新たな得点源も得て、守備も一層の安定感が期待できる補強となったことから、戦力アップに成功したクラブ3位とした。
コメントランキング