Jリーグ 浦和レッズ

「日本版ダニエウ・アウベス」との祝福に対する西大伍の返事が最高にカッコいい!

西大伍 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属するDF西大伍(34)は、25日開催のJ1リーグ第30節・FC東京戦でJ1リーグ通算350試合達成という記録を打ち立てている。そんな西大伍に数多くの称賛の声が寄せられる中、「日本版ダニエウ・アウベス」という言い回しを使って同選手を称えたJリーガーがいたようだ。

 北海道札幌市出身の西大伍は、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)でプロキャリアをスタートすると、アルビレックス新潟への期限付き移籍をへて、2011年に鹿島アントラーズへ完全移籍。右サイドバックのレギュラーとしてナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)など数多くのタイトルをクラブにもたらしている。

 そして2019年にヴィッセル神戸へ移籍すると、移籍1年目に天皇杯でクラブ史上初となるタイトル獲得に貢献。今季からは浦和レッズに在籍しており、ここまでJ1リーグで17試合に先発出場するなど、リカルド・ロドリゲス監督から信頼を得ている。

 その中で迎えたFC東京戦で同選手はベンチスタートとなったが、78分から日本代表DF酒井宏樹(31)にかわって途中出場。2-1とチームの勝利に貢献するとともに、J1リーグ通算350試合出場という節目の記録を迎えた。

 そんな西大伍に対してチームメイトや多くのJリーグファンから祝福の言葉が送られる中、アビスパ福岡に所属するスウェーデン人DFエミル・サロモンソン(32)は27日に自身のSNSアカウントを更新。浦和レッズの公式SNSアカウントの投稿を引用リツイートした上で「日本版ダニエウ・アウベス。J1リーグで僕が気に入っている選手のひとりです。おめでとうございます!」とコメント。これに対して西大伍本人は「アシストマシーン! 祝福の言葉をくれてありがとう。君の成功を祈っているよ」と返事をしている。

 バルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマンなどで数多くのタイトルを獲得し、今夏にはU24ブラジル代表の一員として東京五輪男子サッカー競技で金メダルを手に入れたDFダニエウ・アウベス(38)は、世界最高峰のサイドバックといて名を馳せていた。そんなアウベスを引き合いにして称えられたことを西大伍は喜んでいるはずだ。