Jリーグ 名古屋グランパス

菅原由勢や成瀬竣平と切磋琢磨!元名古屋U18手嶋秀がイタリア3部でプロ初ゴール!

名古屋グランパスのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグ名古屋グランパスの下部組織出身であるFW手嶋秀(イタリア名:ヒデ・ヴィタルッチ)は、現在セリエC(イタリア3部相当)のUSペルゴレッテーゼ1932に所属しているが、トップチームでの初ゴールをあげている。

 現在20歳でイタリア国籍を有する手嶋秀は、U24日本代表DF菅原由勢(21)やDF成瀬竣平(20)らとともに名古屋グランパスのU-15やU-18でプレー。名古屋グランパスのトップチームには昇格せず、2019年夏にセリエB(イタリア2部)のフロジノーネへ移籍していた。

 同選手はプリマヴェーラでコンスタントに出場機会を得ると、昨季はリーグ戦20試合に先発出場して13ゴールをマーク。トップチームでも今年1月4日に開催のセリエB第17節・SPAL戦で初めてベンチ入りを果たしたものの、結局出番はなく、以降はトップチームに招集されることがなかった。

 そんな手嶋秀は、今夏にUSペルゴレッテーゼ1932へ1年間の期限付き移籍により加入。先月21日に行われたコッパ・イタリア・セリエCの1回戦でトップチームでの初先発を果たすと、今月11日の第3節・SSDプロ・セスト戦でセリエCデビューも飾る。そして26日に行われた第5節では58分からピッチに立つと、1-2で迎えた68分にペナルティエリア内右隅からのクロスに頭で合わせてネットを揺らし、プロデビュー後初ゴールをマークした。

 かつてのチームメイトがJ1リーグやエールディビジ(オランダ1部)の舞台で活躍する中、手嶋秀の今後にも注目が集まる。