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菅原由勢、2アシストの活躍でMOM選出!「対戦相手にとって彼は…」

菅原由勢 写真提供: Gettyimages

 AZアルクマールに所属するU24日本代表DF菅原由勢(21)は26日、エールディビジ(オランダ1部)第7節・ゴー・アヘッド・イーグルス戦で先発出場し、2アシストをあげる活躍でチームを勝利に導いた。そんな菅原由勢に対して、現地メディアも最高評価を与えている。

 菅原由勢は今季ここまで右サイドバックのポジションでレギュラーをつかんでいたものの、インターナショナルマッチウィーク明けの10日に行われた第4節・PSVアイントホーフェン戦から2試合つづけてベンチスタート。しかし、22日開催の第6節・トゥウェンテ戦で先発メンバーに復帰していた。

 そして、同選手はゴー・アヘッド・イーグルス戦で、キックオフからわずか4分後に自身のボール奪取からチームの先制ゴールをお膳立て。そして29分には右サイドからのクロスを上げてMFダニ・デ・ウィット(23)のヘディングシュートによるゴールをアシストする。さらに、3-0で迎えた86分には、自陣右サイドでボールを奪うと、相手ディフェンダーの裏のスペースに抜け出したモロッコ代表FWザカリア・アブカウ(21)へパスを供給。アブカウが相手GKとの1対1の局面でループシュートによりゴールを決めている。

 AZは5-0で勝利を収めているが、このうち3得点に絡む活躍を見せた菅原由勢に対して、オランダメディア『FCUpdate』は「9」とチーム内で最も高い評価を与え、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出。「スガワラは最終ラインで付加価値があることを示した。対戦相手にとって彼はとても強力な存在であり、前半の2得点いずれにも関与していた」と同選手のパフォーマンスを絶賛している。

 東京五輪男子サッカー競技には惜しくも出場とはならなかったものの、今季もここまで多くの出場機会を得ている菅原由勢。今月はじめには結婚を報告するなど、公私ともに充実期を迎えているようだ。