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元神戸MF森岡亮太、今季好調の要因を地元メディア紹介!全試合で先発出場

森岡亮太 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーした過去をもつMF森岡亮太(30)は、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシャルルロワSCで主力選手として活躍している。そんな森岡亮太をはじめとするシャルルロワSCの中盤の安定性について、ベルギーメディア『LE SOIR』が28日に紹介している。

 森岡亮太は、2018年1月にベルギー国内の強豪アンデルレヒトへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、2019年1月にシャルルロワへ買い取り義務付きのレンタルにより加入。シャルルロワでは加入直後から主力に定着すると、2018/19シーズン終了後に完全移籍での加入が決定。そして昨季はリーグ戦で28試合に先発出場しているほか、今季もここまでのリーグ戦全9試合で先発出場している。

 くわえて、同選手は先月28日に行われた第6節・ベールスホットVA戦ではキャプテンマークを巻いてピッチに立つと、2ゴールをあげて勝利に貢献。今月12日開催の第7節・KAAゲント戦でもゲームキャプテンを務め、チームに勝ち点3をもたらしていた。ただ、チームは直近の2試合で連敗を喫したことにより、上位争いから後退している。

 その中、『LE SOIR』は森岡亮太やマダガスカル代表MFマルコ・イライマハリトラ(26)、そして新戦力であるアルジェリア代表MFアデム・ゾルガン(21)の3選手による中盤のバランスを高く評価。その要因として、アンカー(中盤の底)のポジションを務めるイライマハリトラが今季開幕前に本来のパフォーマンスを取り戻したことをあげている。また、直近の2試合では敗戦を喫しているものの、今後もこの3選手による中盤センターがチームの核であり続けると主張している。

 なお、シャルルロワSCは森岡亮太と同い年であるエドワード・スティル氏を今年5月に招へいしている。この青年指揮官のもとで、これまでよりもより攻撃的なポジションで起用されていることもあり、同選手は今まさに充実期を迎えている。