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柏退団のペドロ・ハウル、獲得時の取引内容判明!移籍金1億円超も当初は…

柏レイソル 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルは21日、ブラジル人FWペドロ・ハウル(24)がリーガMX(メキシコ1部)のフアレスへ期限付き移籍することを公式発表している。その中、ブラジルメディア『FOGAO NET』は20日、今年2月に柏レイソルが同選手を獲得した際のボタフォゴFRとの取引内容について報じている。

 ペドロ・ハウルは昨季、ボタフォゴFRの一員としてカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で25試合に出場して7ゴールをマークしていた。そして今年に入って柏レイソルとブラジル国内の複数クラブによる争奪戦が繰り広げられると、今年2月になって柏レイソルへの完全移籍が決定。今年4月下旬にチームへの合流を果たし、6月下旬に行われたJ1リーグ第20節・湘南ベルマーレ戦からリーグ戦6試合連続で先発出場していたが、先月下旬以降は出番がなかった。

 『FOGAO NET』の報道によると、柏レイソルはボタフォゴFRに対して、移籍金として500万レアル(約1億300万円)を支払っているほか、ボタフォゴFRが20%の保有権を持つことで合意していたとのこと。ケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)の後釜として期待されていたものの、高額の移籍金を払っていた中での突然の退団劇には柏レイソルサポーターに大きな衝撃を与えている。

 なお、柏レイソルが今年1月の段階では買い取りオプション付きの1年レンタルによりペドロ・ハウルの獲得を望んでいたものの、ボタフォゴFRにオファーを却下されたことにより完全移籍での獲得に切り替えたとブラジルメディアは伝えていた。