セリエA ユベントス

ファンサービスが新型コロナ対策違反に!ユベントスMFがW杯予選米国代表戦でベンチ外

ウェストン・マッケニー(写真右) 写真提供: Gettyimages

 ユベントスに所属するMFウェストン・マッケニー(23)は、現在アメリカ代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会の北中米カリブ海最終予選を戦っているが、新型コロナウイルス感染対策に基づいた規律に反する行動をとっていたようだ。6日、英紙『ガーディアン』が報じている。

 これによると、マッケニーは5日に行われた決勝ラウンド第3節・カナダ戦の数日前、チームバスを降りた際にファンからの声掛けを受けて、ファンサービスに対応。しかし、この時にマスクを着用していなかったことが、代表チーム内で定められている新型コロナウイルス感染対策の規定に違反した行為とみなされたとのこと。同選手はカナダ戦でメンバー外となっている。

 また、マッケニー本人はカナダ戦前に自身のSNSアカウントを更新。「残念ながら、新型コロナウイルスのプロトコルに違反したため、今夜の試合で出場停止となった。自分自身の行動について皆さんに謝りたい。今夜はチームメイトを応援する。そしてすぐに代表チームに戻れることを願っているよ」と謝罪の言葉を残した。

 なお、W杯北中米カリブ海最終予選は、1次予選と2次予選を免除されたFIFAランキング上位5か国と2次予選を勝ち抜いた3か国によるホームアンドアウエー方式の2回総当たり方式となっている。また、上位3か国がW杯への出場権を獲得するほか、4位が大陸間プレーオフに回ることになっている。

 アメリカ代表は今月2日に行われた初戦のエルサルバドル戦で0-0のドローに終わると、カナダ戦でも1-1のドローで終了。2試合を終えて首位のメキシコから4ポイント差の5位となっている。