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「奇跡を起こした」ポステコグルーを中村俊輔の元同僚が称賛!古橋亨梧ら新戦力には…

アンジェ・ポステコグルー監督 写真提供:GettyImages

 アンジェ・ポステコグルーはスコットランド1部の強豪セルティックを率いているが、かつてセルティックで元日本代表MF中村俊輔(43)とチームメイトだったクリス・サットン氏が新指揮官の仕事ぶりを称えた。5日、スコットランド・グラスゴーの地元メディア『グラスゴーライブ』が伝えている。

 ポステコグルーは今季途中まで明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスで指揮を執っていたが、今年6月にセルティックの指揮官に就任。今季開幕前の練習試合や開幕当初は不安定な戦いを露呈していた。しかし、ヴィッセル神戸でプレーしていた日本代表FW古橋亨梧(26)やトッテナム・ホットスパーに在籍していたイングランド代表GKジョー・ハート(34)など新戦力の合流後は着実に勝利を積み重ねている。ただ、先月29日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは0-1と黒星を喫していた。

 その中、かつて2000年夏からおよそ5年半にわたりセルティックでプレーした過去をもつサットン氏は、「セルティックは我々が思っているよりも先へ進んでいる。(レンジャーズとの)オールドファームで敗れた後だけに、(私の意見が)おかしく聞こえるかもしれない。だが、改善が必要な箇所にポステコグルーがメスを入れたのを見て、彼がちょっとした“奇跡”を起こしたと思っている。リーグ戦でも戦えているし、ヨーロッパリーグの(グループステージ)出場権も獲得した」とポステコグルー監督を称えている。

 また、古橋亨梧をはじめ新戦力に関しては「古橋亨梧やリエル・アバダ、ジョー・ハートのような選手がここまで(チームに)影響を与えていないという人は誰もいないはずだ」とここまでの戦いにおいて機能しているという見方を示した。

 なお、セルティックはインターナショナルマッチウィーク明けの11日にスコティッシュ・プレミアシップ第5節・ロス・カウンティ戦に臨むほか、17日にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節・レアル・ベティス戦を控えている。