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「僕を軽蔑していた」ピアニッチがバルサ監督との関係激白!トルコ移籍での減俸額は…

ミラレム・ピアニッチ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナは2日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ(31)がスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ベシクタシュへ1年レンタルにより加入することを公式発表している。その中、ピアニッチ本人はロナルド・クーマン監督との間に問題を抱えていたことを明かしたようだ。3日、スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。

 ピアニッチはバルセロナと年俸650万ユーロ(約8億5000万円)による契約を2024年6月まで残していたが、ロナルド・クーマン監督は先月にピアニッチを今季の構想から外していることを明言。同選手はラ・リーガで開幕から3試合すべてでメンバー外となっていた。

 また、ピアニッチは複数クラブからのオファーを拒否する中、ユベントス復帰を強く望んでいたが、イタリア国内の移籍市場最終日までに実現せず。そして今月に入ってベシクタシュが関心を強めると、320万ユーロ(約4億2000万円)までの減俸を容認してトルコ移籍を決断している。

 同選手はバルセロナ指揮官との関係性について問われると「クーマンは僕を軽蔑していたよ。彼は僕に一切話しかけてくれなかった! 僕としてはすべての物事を受け入れるけど、(構想外にした理由について)説明してくれることをつねに望んでいた。プレーすることが大好きだったから、減俸を受け入れることを認めてベシクタシュに移籍したよ」と語っている。

 ユベントスで充実期を過ごしていたピアニッチは、バルセロナで不完全燃焼のまま昨季トルコ王者で再起を図ることになっている。