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C大阪移籍が噂された元ブラジル代表FW、ブラジル1部への加入決定!

ジエゴ・タルデッリ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は元ブラジル代表FWジエゴ・タルデッリの獲得に動く可能性が噂されていた。しかし、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスが23日、同選手の獲得を公式発表している。

 現在36歳のタルデッリは、今冬移籍が噂される中、契約期間を今年5月末まで延長。しかし、契約延長後は公式戦わずか7試合の出場にとどまると、アトレチコ・ミネイロは今年5月末に契約満了による同選手の退団を公式発表していた。

 タルデッリの新天地候補には、複数のブラジルメディアがレヴィー・クルピ監督率いるセレッソ大阪をあげていた。しかし、同選手のアトレチコ・ミネイロ退団直後からサントスが選手サイドとの交渉を進めると、先週末に両者が合意に達していた。そして、サントスは23日に同選手と来年12月までの契約を正式に結んだと発表。本人はすでにメディカルチェックを終え、チームのトレーニングに参加しているとのことだ。

 なお、タルデッリは2003年にサンパウロでプロデビューを果たすと、レアル・ベティスやPSVアイントホーフェンにレンタル移籍により在籍。その後はブラジル国内やロシア、カタールのクラブを渡り歩くと、2015年にアトレチコ・ミネイロから中国スーパーリーグの山東魯能(現山東泰山)に加入し、在籍3シーズンにおいて公式戦73試合に出場し41ゴールをマーク。そして2019年に再び舞台をブラジル国内に移すと昨年にアトレチコ・ミネイロへフリートランスファーにより加入したが、足首の負傷により長期離脱を強いられ、公式戦わずか3試合の出場にとどまっていた。