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東京五輪メキシコ代表監督の退任発表!日本代表下して銅メダル獲得

ハイメ・ロサノ 写真提供: Gettyimages

 メキシコサッカー連盟(FMF)は23日、東京五輪男子サッカー競技で銅メダルを獲得したメキシコU24代表のハイメ・ロサノ監督退任を公式発表した。

 現在42歳のロサノ氏は2013年に現役を退くと、リーガMX(メキシコ1部)に所属するウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)の下部組織で2014年からアシスタントコーチを歴任。そして2017年2月から同年10月までケレタロのトップチームを率いた後、2019年1月にメキシコU24代表監督に就任していた。

 メキシコU24代表は、東京五輪のグループステージ第2節・日本戦でこそ敗れたものの、フランスと南アフリカに勝利してグループステージを突破。準々決勝では韓国を相手に6-3で勝利したものの、準決勝・ブラジル戦ではPK戦の末に敗戦。ただ、3位決定戦でU24日本代表と再び顔を合わせると、3-1で勝利して銅メダルを獲得していた。

 ロサノ氏はU24日本代表との3位決定戦を前に「私がこのナショナルチームで指揮を執るのは、この一戦が最後になる。私に関わったすべての人々がここにいるわけではないが、最も重要な人々がここにいる。それが(明日の試合にむけての)モチベーションになっている」と東京五輪終了後の監督退任を明言していたが、FMFは23日にロサノ監督の退任会見を実施。指揮官は「国を代表して戦うことは大きな誇りだった」とコメントを残している。

 なお、日本サッカー協会(JFA)がロサノ氏の招へいに関心を寄せていると先月にメキシコ国内メディアが報じていたが、リーガMXに所属するCDグアダラハラ(チーバス)の指揮官に就任する可能性が今週に入って伝えられている。