日本代表・海外組 海外日本人選手

セルティック指揮官ポステコグルーが今冬Jリーガー獲得を示唆!古橋亨梧の移籍には…

アンジェ・ポステコグルー監督 写真提供:GettyImages

 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)は、明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧を獲得している。しかし、アンジェ・ポステコグルー監督はさらなるJリーガーの獲得を検討しているようだ。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』などが伝えている。

 ポステコグルーは今季途中まで横浜F・マリノスで指揮を執っていたが、今年6月にセルティックの指揮官に就任。2021/22シーズン開幕前の練習試合や開幕当初は不安定な戦いを露呈していたが、古橋亨梧をはじめ新戦力がチームに合流してからは勝利を積み重ねている。

 また、古橋亨梧は先月31日に行われた2021/22シーズンのスコティッシュ・プレミアシップ開幕節・ハーツ戦でデビュー。今月5日のEL予選3回戦1stレグのヤブロネツ戦で移籍後初先発で初ゴールをマークすると、8日の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦ではハットトリックを達成。そして15日に開催されたスコティッシュ・リーグカップ(スコットランド国内カップ戦)のラウンド16・ハーツ戦でもゴールを決めると、18日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフの1stレグ・AZアルクマール戦でもネットを揺らしている。

 持ち前の得点能力を発揮している古橋亨梧には、すでに多くのセルティックサポーターが絶大な信頼を寄せている。その中、ポステコグルー監督は記者会見にて「(Jリーグには)まだ目をつけられていないタレントが多くいる。全員がキョウゴのレベルにあるとは言っていない。彼は3、4年間にわたってJリーグを支配してきたし、彼に対しては(獲得する際に)相当な自信があった。彼がもっと早くにJリーグを離れなかったことに私は驚いている」と語っている。

 また、指揮官は「私はJリーグの選手たちを注視しており、日本の移籍市場についてよく知っている。(Jリーグは)シーズンの真っ只中だし、今は(Jリーガー獲得に)適切なタイミングではない。日本には私の好む選手が多くいるし、彼らを連れてきたい。ただ、Jリーグクラブはリーグ戦やAFCチャンピオンズリーグを戦っている最中なので、彼らの獲得はほぼ不可能だ。ウィンターブレイクのタイミングだと、彼らの獲得は(今よりも)簡単だ」とコメント。今冬の移籍ウィンドウでさらなるJリーガー獲得の可能性をほのめかしている。