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バルサMF、ユベントス復帰熱望も…セリエA他クラブからオファー

ミラレム・ピアニッチ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチは、以前からユベントス復帰の噂がささやかれているが、セリエAの他クラブからオファーが届いたようだ。21日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在31歳のピアニッチは、バルセロナと年俸650万ユーロ(約8億5000万円)による契約を2024年6月まで残している。ただ、バルセロナはブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを今季の構想に含めている一方で、ピアニッチやフランス代表DFサミュエル・ユムティティを放出候補と考えている。また、先月にはピアニッチとユムティティに対して契約解除を要求したものの、両選手ともにこれを拒否する姿勢を見せていた。

 同選手の去就を巡っては、トッテナム・ホットスパーやマンチェスター・シティ、ユベントスからの関心が伝えられている。また、先日には選手サイドがユベントス以外の2クラブから届いたオファーを拒否していたほか、選手サイドが20%の減俸を受け入れることでユベントスと合意に達したと伝えられていた。しかし、ユベントスへの復帰はウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが放出されない限りは実現しないという見方が広まっている。

 その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の報道によると、フィオレンティーナがバルセロナに対してコンタクトをとっている模様。年俸の一部をバルセロナが負担することを条件に、レンタルでのピアニッチ獲得を打診したという。

 なお、ピアニッチは先週に行われたラ・リーガ2021/22シーズンの開幕節・レアル・ソシエダ戦につづき、21日に行われた第2節・アスレティック・ビルバオ戦でもメンバー外となっている。