トッテナム・ホットスパーは、フランス代表MFタンギ・エンドンベレを放出するかわりに、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーをエンドンベレとのトレードにより獲得する可能性について、ユベントスと議論を交わしているようだ。21日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
現在24歳のエンドンベレは、ユベントスが関心を強める中、2019年夏にオリンピック・リヨンからトッテナムへ完全移籍により加入。度重なる負傷離脱もあり2019/20シーズンはプレミアリーグで12試合の先発出場にとどまっていたが、昨季はリーグ戦28試合の先発出場とやや出場機会を増やしていた。また、同選手はトッテナムとの契約を2025年6月まで残している。
一方、マッケニーは昨夏にシャルケから450万ユーロ(約5億7000万円)による1年レンタルによりユベントスへ加入すると、昨季はセリエAで34試合に出場。ただ、し烈なポジション争いもあり、先発メンバーでの出場は18試合にとどまっている。ただ、ユベントスは今年3月に1850万ユーロ(約23億4000万円)を支払い買い取りオプションを行使。シャルケからマッケニーを完全移籍で獲得するとともに、新たに2025年6月までの契約を結んでいた。
その中、昨季限りでユベントスを離れ、現在はトッテナムの編成面に携わっているファビオ・パラティチ氏が、ユベントスに対して両選手のトレードの可能性を持ちかけているようだ。
現時点では金銭面や選手サイドとの交渉に関して報じられていないが、移籍市場期間が終盤を迎える中、数日間で交渉が一気に進展するかもしれない。
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