ラ・リーガ レアル・マドリード

重鎮CBコンビ退団のレアル、昨季限りでアーセナル退団の元ブラジル代表DFに関心?

ダビド・ルイス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードが昨季限りでアーセナルを退団した元ブラジル代表DFダビド・ルイスの獲得に動く可能性があるようだ。スペイン『アス』が報じた。
 
 今夏にスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退団したレアル・マドリードはその相棒であるフランス代表DFラファエル・バランもマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。その後釜として、バイエルン・ミュンヘンを退団したオーストリア代表DFダビド・アラバが加わり、グラナダからU-24スペイン代表DFヘスス・バジェホがレンタルバックをした。

 ただ、カルロ・アンチェロッティ監督は先の東京オリンピックにも出場したバジェホのプレーを不安視しており、新たなセンターバックの獲得を希望している模様。セビージャのフランス代表DFジュール・クンデやビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレスへの関心も噂されるなかで、フリーで獲得可能なダビド・ルイスに関心を寄せているようだ。

 しかし、選手自身もレアル・マドリードからの関心にポジティブな姿勢を求めているものの、獲得オペレーションは複雑だという。移籍金が必要ない同選手は年俸300万ユーロ(約3億8000万円)を要求しており、獲得コストが低いため、フラメンゴなど複数クラブとの争奪戦が必至になるとのことだ。

 ダビド・ルイスは2019年夏に同じロンドンを拠点とするチェルシーからアーセナルへ加入。守備の要として在籍2年間で公式戦通算73試合に出場していたが、契約満了に伴い昨季限りでアーセナルを退団していた。