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ユベントス新指揮官、PSGのアルゼンチン代表FWの獲得を熱望か

マウロ・イカルディ: Gettyimages

 ユベントスがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じた。

 同メディアによれば、今季からユベントスの指揮官に復任したマッシミリアーノ・アッレグリ監督監督がイカルディの獲得を強く熱望しているという。また、同選手はPSGで絶対的な主力選手になれないことから今夏の移籍に前向きな姿勢を示しており、セリエA復帰を希望しているようだ。

 一方で今夏にスペイン代表DFセルヒオ・ラモスやイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマをフリートランスファーで獲得するなど大型補強を敢行しているPSGは、イカルディに対して適切なオファーが届けば放出に応じるとのこと。ただ、ユベントスは財政難ということもあり、この点が唯一の懸念点となっている様相だ。

 現在28歳のイカルディはアントニオ・コンテ全監督の構想外となり2019年夏にインテルからPSGへレンタル移籍。加入初年度は公式戦34試合で20ゴールを記録したものの、完全移籍に移行した昨季は負傷した影響もあり、公式戦28試合の出場で13ゴールという成績に終わっていた。