セリエA ユベントス

ユーロ優勝貢献のユベントスFWにリバプールとバイエルンが関心か

フェデリコ・キエーザ: Gettyimages

 ユベントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザに対して、複数クラブが関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じた。

 下部組織時代からプレーしたフィオレンティーナで台頭し、昨季からユベントスでプレーするキエーザ。加入初年度から公式戦43試合に出場して14ゴール10アシストの成績を収め、今夏に開催されたユーロ2020でも全試合に出場で2ゴールを記録し、母国の優勝に大きく貢献していた。

 そんなキエーザに対して、リバプールとバイエルン・ミュンヘンが注目しているという。バイエルンの新指揮官に就任したユリアン・ナーゲルスマン監督は「彼とは絶対に契約したいんだ。スーパーな選手で信じられないほどの勢いとダイナミズムを持ち合わせている。ただ、非情に高い値札が付いている」と高額な移籍金が必要になることを嘆きつつ、関心を認めていた。
 
 しかし、総額6000万ユーロ(約78億1000万円)の買い取り義務が付随した2年間のレンタルでキエーザを獲得したユベントスは同選手の売却を望まず。同メディアは以前にユベントスは少なくとも移籍金9000万ユーロ(約117億2000万円)を要求すると報じていた。