明治安田生命J1リーグの浦和レッズは14日午後、新戦力である元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツに関するサポーター向けの企画開催を発表しているが、元デンマークU-21代表FWキャスパー・ユンカーが早速コメントを寄せていることが話題になっている。
浦和レッズは今年3月以降に大型補強を展開。昨季エリテセリエン（ノルウェー1部）のFKボデ/グリムトでリーグ得点王に輝いたユンカーを獲得すると、今夏の移籍ウィンドウではオリンピック・マルセイユに所属していた日本代表DF酒井宏樹、柏レイソルのMF江坂任など次々と即戦力を迎え入れている。
また、5月31日にはショルツの獲得でスーペルリーガ（デンマーク1部）のミッティランとクラブ間合意に達したことを発表。多くのサポーターが同選手の来日を待ちわびている状況となっている。
浦和レッズはクラブ公式SNSに「チーム合流が待ち望まれるショルツが、ファン・サポーターのみなさんの質問に答えます。『#答えてショルツ』を付けてツイートしてください。後日、インタビュー動画として配信予定です」と投稿し、ショルツへの質問企画を開始。これに対しては、浦和レッズの印象やおすすめのデンマーク料理など様々な質問が寄せられている。
その中、すでにチームに溶け込んでいるユンカーは「箸の使い方知っていますか？安い値段で教えますよ」と引用リツイートでコメントを投稿。自ら積極的に日本文化を教えようとする姿勢がファンの間で反響を呼んでいる。
なお、ショルツは2018年夏にジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）の強豪クラブ・ブルージュからミッティランへ完全移籍により加入。移籍1年目から公式戦33試合に先発出場し、センターバックのレギュラーに定着すると、2019/20シーズンはリーグ優勝に大きく貢献。そして2020/21シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージやリーグ戦等のほぼ全試合で先発メンバーに名を連ねたほか、2桁得点をあげている。
即戦力のセンターバックとして大きな期待を寄せられるショルツ。同選手が日本で成功を収めるためにも、ユンカーにはピッチ内外で重要な役割を担うことになりそうだ。
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