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横浜FC、サウロ・ミネイロにつづき元ブラジルU20代表FWも獲得確実に!

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 明治安田生命J1リーグの横浜FCは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCに所属するブラジル人FWサウロ・ミネイロにくわえて、ウディネーゼの元ブラジルU20代表FWフェリペ・ヴィゼウの獲得も確実となったようだ。13日、ブラジルメディア『Futebol Cearense』をはじめ複数メディアが報じている。

 現在24歳のヴィゼウは、2018年夏にCRフラメンゴからウディネーゼへ完全移籍により加入。しかし、イタリアでは出場機会に恵まれず、グレミオやロシア1部のアフマト・グロズヌイへレンタル移籍。そして昨年10月にはセアラーSCへレンタルにより加入。昨季はリーグ戦でわずか3試合の先発出場に終わると、今季も出場試合は第2節・サントスFC戦のみとなっており、これ以外の全試合でメンバー外となるなど厳しい立場に置かれていた。

 一方、横浜FCはJ1リーグ最下位からの巻き返しを図るために、今夏の移籍ウィンドウでは大型補強を敢行。CRフラメンゴに所属するパラグアイ代表MFロベルト・ピリス・ダ・モッタやECバイーアに所属するブラジル人FWジウベルトの獲得に失敗したものの、FC東京からMFアルトゥール・シルバをレンタルで獲得。そして先週にはブラジル人人DFガブリエルの獲得でアトレチコ・ミネイロとクラブ間合意に達していた。

 その中、ブラジル国内メディアの報道によると、横浜FCはセアラーSCに対して移籍金150万ドル(約1億6000万円)を支払い、サウロ・ミネイロを獲得することが確定。そしてヴィゼウに関してもウディネーゼからのレンタルにより獲得することが決定したという。

 横浜FCはFWクレーベやFWジャーメイン良、FW伊藤翔、FW渡邉千真を抱えているが、ブラジル人ストライカー2名の獲得により、メンバーの入れ替えが行われる可能性が高いとみて良いかもしれない。