明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCに所属するブラジル人FWサウロ・ミネイロの獲得間近となっているようだ。6日、ブラジルメディア『Futebol Cearense』が報じている。
現在24歳のサウロ・ミネイロは、昨年9月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のボルタ・レドンダからセアラーSCへ完全移籍により加入。移籍当初はベンチ外となることが多かったが、昨年11月以降は試合途中からピッチに立つ機会が増えていた。そして今季はここまでのリーグ戦全9試合で出場。うち8試合では先発メンバーに名を連ねており、2ゴール1アシストをマークしている。
サウロ・ミネイロはセアラーSCとの契約を2022年12月まで残している。しかし、鹿島アントラーズはすでに現在セアラーSCで受け取っている年俸の4倍近くにも及ぶ金額を提示。選手サイドもこのオファーを受け入れ、個人合意を取り付けているという。
また、鹿島アントラーズは現在、クラブ間交渉を行っている模様。これにより、サウロ・ミネイロはセアラーSCは7日に控えるセリエA第10節・フルミネンセ戦で突如メンバー外となっている。
なお、鹿島アントラーズはアトレチコ・ミネイロを期限付き移籍期間満了により退団したブラジル人DFブエノの復帰をすでに発表している。外国人枠の兼ね合いが周囲で議論の対象となる中、ストライカー獲得へ本腰を入れている。
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