プレミアリーグ マンチェスター・シティ

マンC、ポーランド代表MF争奪戦でリードか!ナポリは放出容認へ

ピオトル・ジエリンスキ 写真提供:Gettyimages

 マンチェスター・シティはポーランド代表の一員としてEURO2020に臨んでいたナポリのMFピオトル・ジエリンスキに関心を寄せているようだ。6日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 現在27歳のジエリンスキは、2016年夏にウディネーゼからナポリへ完全移籍により加入。絶対的なレギュラーではないものの、中盤センターを支える戦力としてマウリツィオ・サッリやカルロ・アンチェロッティから高い評価を得ていた。そして2020/21シーズンはセリエAで32試合、UEFAヨーロッパリーグで4試合に先発出場するなど、ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督のもとで主力に定着。さらにEURO2020ではグループステージ全3試合でピッチに立っていた。

 ジエリンスキはナポリとの契約を2024年6月まで残しているほか、1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。しかし、同選手の去就を巡っては複数クラブが獲得に興味を示す中、マンチェスター・シティが争奪戦で優位に立っていると『トゥットスポルト』が報道。くわえて、ナポリもジエリンスキのオファーに耳を傾けるものとみられる。

 なお、ナポリはミランやユベントス、アタランタとのし烈な上位争いの末、2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃している。これにより、クラブ首脳陣は財政面の改善を図るために、スペイン代表MFファビアン・ルイスをはじめ複数選手の放出に迫られているようだ。