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レアルやバルサなどがイタリア代表DF争奪戦展開!ユーロ2試合でMVPに選出

レオナルド・スピナッツォーラ 写真提供: Gettyimages

 イタリア代表の一員としてEURO2020に臨んでいるローマのDFレオナルド・スピナッツォーラを巡って、レアル・マドリードやバルセロナなどイタリア国外クラブが争奪戦を繰り広げているようだ。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在28歳のスピナッツォーラは、EURO2020でグループステージ第1節・トルコ戦と第2節・スイス戦でフル出場。そして決勝トーナメント1回戦・オーストリア戦では延長前半に先制ゴールをアシスト。フル出場で見事チームの勝利に貢献したほか、この一戦ではトルコ戦につづいて2度目となるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。

 スピナッツォーラはローマとの契約を2024年6月まで残しているが、先月中旬にレアル・マドリードが同選手の代理人との交渉を開始している。くわえて、バルセロナやパリ・サンジェルマンもローマに同選手の状況について尋ねた模様。現時点でローマに正式なオファーが届いていないが、すでに水面下で複数クラブによる争奪戦が繰り広げられているとのことだ。

 なお、スピナッツォーラは2019年夏にユベントスからローマへ完全移籍により加入。昨季はベンチを温めることが多くセリエAで18試合の先発出場にとどまっていた。しかし、今季は数度の負傷離脱がありながらもセリエA25試合、UEFAヨーロッパリーグ8試合で先発メンバーに名を連ねていた。