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冨安健洋、アタランタ移籍間近に!今週中にクラブ間合意か

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋を巡っては、今週に入ってトッテナム・ホットスパーが獲得に乗り出している。しかし、近日中にアタランタ移籍が決定する可能性があるようだ。29日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 同選手はボローニャとの契約を2024年6月まで残している。しかし、昨夏以降にミランやバイヤー・レバークーゼンなど複数クラブから関心を寄せられると、今季終了後にアタランタが獲得に乗り出していた。また、選手サイドはアタランタと年俸130万ユーロ(約1億7000万円)による4年年契約ですでに合意に達しているという。

 その中、トッテナムは冨安健洋の獲得に向けてボローニャとのクラブ間交渉を開始。一方、ボローニャは移籍金として少なくとも2000万ユーロ(約27億円)を求めるものとみられる。

 しかし、イタリア国内の複数メディアは伝えるところによると、アタランタは依然としてボローニャとの交渉に当たっている模様。具体的な移籍金額については報じられていないものの、早ければ今週中にもクラブ間合意に達する可能性があるようだ。

 なお、冨安健洋は2018年にアビスパ福岡からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに移籍した後、2019年夏にボローニャへ加入。今季はシニシャ・ミハイロビッチ監督に本職であるセンターバックのほか右サイドバックを任せられることも多く、セリエAで31試合に先発出場していた。