プレミアリーグ リバプール

リバプール、フィルミーノ後釜でスウェーデン代表FWに関心も。巨額の契約解除金が…

レアル・ソシエダのアレクサンデル・イサク 写真提供: Gettyimages

 リバプールはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの後釜として、レアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得に興味を示しているようだ。18日、イギリスメディア『デイリーエクスプレス』が報じている。

 イサクはスウェーデンのAIKソルナから17歳にしてボルシア・ドルトムントへ完全移籍により加入したことが大きな話題を呼んだが、度重なる負傷もあり周囲からの期待に応えられず、2019年夏にレアル・ソシエダへ加入。しかし、今季は公式戦39試合で先発出場。17ゴールをマークするなど完全復活を印象付けると、EURO2020でもグループステージ開幕節・スペイン戦と第2節・スロバキア戦で先発メンバーに名を連ねている。

 現在21歳のイサクとレアル・ソシエダの契約期間は2024年6月までであるほか、現行契約には6000万ポンド(約91億円)による契約解除条項が盛り込まれている。

 イサクにはバルセロナやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなど多くのクラブが関心を寄せているが、リバプールのユルゲン・クロップ監督もEURO2020における同選手のプレーをチェックしていた模様。契約期間が2023年6月までとなっているフィルミーノにかわる存在として注視しているようだ。

 ただ、ドルトムントはイサクに関するレアル・ソシエダとの取引において、3000万ユーロ(約38億円)による買戻し条項を付けている模様。くわえて、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとイングランド代表MFジェイドン・サンチョの去就が不透明となっていることもあり、ドルトムントはイサクの買戻し条項を行使する可能性があるようだ。