日本代表MF中島翔哉は、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルトからUAEアラブ首長国連邦のアル・アインへレンタルにより加入していたが、今夏にも古巣のポルティモネンセへ復帰する可能性が浮上しているようだ。18日、ポルトガル紙『A BOLA』が報じている。
現在26歳の中島翔哉は、今冬にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪アンデルレヒトや中東の複数クラブからオファーが届く中、アル・アインへ4000万ユーロ(約52億円)による買い取りオプションが付帯された半年レンタルで移籍。加入後は公式戦2試合に出場していたが、今年2月下旬の全体トレーニングで脛骨の骨折や靱帯損傷という大怪我を負ったことにより、今季中の復帰が絶望的となっている。
中島翔哉の去就を巡っては、アル・アインが再レンタル料を300万ユーロ(約3億9000万円)から100万ユーロ(約1億3000万円)、年俸を300万ユーロから200万ユーロ(約2億6000万円)へ引き下げてオファーを提示したが、ポルトがこれを拒否。ポルトガルへ一旦復帰することが濃厚となっている。
ポルトはポルティモネンセに所属するポルトガル人FWベトの獲得を狙っている模様。同選手とポルティモネンセとの契約は2023年6月まで残っている上、4000万ユーロによる契約解除条項が付帯されている。
一方、ポルティモネンセは中島翔哉の再獲得を望んでおり、ポルトに対してベトの譲渡にくわえて1000万ユーロ(約13億3000万円)を求める可能性があるようだ。
なお、ポルティモネンセは明治安田生命J1リーグの浦和レッズでプレーした過去を持ち、現在ポルトからレンタル移籍で加入しているブラジル人MFエヴェルトンの買い取りを望んでいるものとみられる。
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