ラ・リーガ バルセロナ

ミランDFが契約延長を拒否!バルサが獲得画策で交渉材料も用意

アレッシオ・ロマニョーリ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナはミランのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの獲得に興味を示しているようだ。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 ロマニョーリは2015年夏にローマからミランへ完全移籍により加入すると、ディフェンス陣に必要不可欠な存在に成長。2018/19シーズンからはキャプテンを務めている。今季は負傷離脱により開幕から出遅れたが、公式戦28試合に先発出場。ただ、今年2月末以降は低調なパフォーマンス露呈すると、今年3月中旬から1カ月にわたってふくらはぎの負傷により戦線離脱。復帰後はデンマーク代表DFシモン・ケアーやイングランド代表DFフィカヨ・トモリから定位置を取り戻ず、シーズンを終えている。

 ロマニョーリとミランの現行契約は来年6月に満了を迎えるが、選手サイドはミランからの契約延長オファーを拒否。また、ミランは来夏にフリーでの退団を避けるために、同選手の今夏放出を検討しているとのことだ。

 その中、さらなる守備陣の強化を目指すバルセロナがロマニョーリの獲得にむかう可能性がある模様。一方、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、バルセロナに対してDFジュニオル・フィルポを交渉材料に盛り込むことを提案するようだ。

 フィルポはバルセロナの現行契約を2024年6月まで残しているが、今季は公式戦18試合の出場にとどまっており、ロナルド・クーマン監督の構想から外れているものとみられる。また、フィルポには昨夏以降ミランがオファーを数度にわたり提示したものの、バルセロナが却下していた。