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横浜FMポステコグルー、セルティック監督就任報道に元豪州代表MFが反応「6点失っても…」

アンジェ・ポステゴグルー 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルーは、来週にもスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックの指揮官に就任することが濃厚であるが、元オーストラリア代表のマット・マッカイ氏は同監督がスコットランドで成功を収めると考えているようだ。31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 マッカイ氏は現役時代に、オーストラリア国内のブリスベン・ロアーやオーストラリア代表でポステゴグルー監督とともに仕事をしていた。また、2011/12シーズンはレンジャーズの一員としてスコットランド1部でプレーしている。

 一方、セルティックは昨季までプレミアシップ9連覇、スコティッシュカップ4連覇を果たしていたが、今季はかつてリバプールでプレーしていたスティーブン・ジェラード氏が率いるレンジャーズにリーグタイトルを明け渡していた。また、セルティックは今年2月にニール・レノン監督が辞任。現在37歳のジョン・ケネディ氏が暫定的に指揮を執っていた。

 セルティック首脳陣は昨夏までプレミアリーグのボーンマスを率いていたエディ・ハウ氏の招へいに向かっていたが、交渉が決裂したと先週末に公式発表。現在はポステゴグルーとの交渉を進めているが、両者は来週なかばにも合意に至るものとみられる。

 その中、マッカイ氏は『スカイスポーツ』のインタビューでポステコグルーに関する質問を受けると「おそらくオーストラリアの監督やフットボールは評価されていないだろうね。だけど、彼は野心に満ち溢れている。それに周りから自分のことについて疑われている状況を大いに好むだろう」

 「今シーズンのことを踏まると、セルティックはチームに大きな変化をもたらすことが必要だよ。だから彼がやって来るわけだし、時間をかければポゼッションをベースとしてダイレクトな攻撃を志向するスタイルのもとでチーム全体がプレーするようになるだろうね」

 「6点失っても、7点を奪って勝利したら彼は満足する。彼は自分自身のキャリアを通じてこのようなスタイルを貫いてきている。スコットランドのフットボールに対して僕自身の持っている知識内で話をすると、彼の根ざすスタイルをファンは楽しむと思うよ」とコメントを残している。