プレミアリーグ マンチェスター・シティ

マンCとアトレティコが大型トレードか!スペイン代表MFサウールにはバイエルンも興味

ベルナルド・シウバ 写真提供:Gettyimages

 マンチェスター・シティとアトレティコ・マドリードは、今夏のマーケット期間で大型トレードを行う可能性があるようだ。8日、イギリスメディア『メトロ』が報じている。

 アトレティコはかねてからスペイン代表MFサウール・ニゲスを放出する可能性が取りざたされている。現在26歳のサウールは2013年にアトレティコ・マドリードの下部組織からトップチーム昇格を果たすと、中盤の主力として2017/18シーズンにUEFAヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。しかし、今季はラ・リーガで22試合の先発出場にとどまるなど、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテやMFコケらとのポジション争いで後れをとったままシーズンを終了。くわえてEURO2020本大会のスペイン代表から落選していた。

 サウールはアトレティコ・マドリードとの現行契約を2026年6月まで残しているが、本人が新たな挑戦を望んでいる模様。また、現行契約には1億5000万ユーロ(約195億円)にものぼる解除条項が設定されているが、クラブ首脳陣は同選手の引き留めには動かないものとみられる。

 一方、マンチェスター・シティはサウールの交換要員として、かねてからアトレティコが獲得に興味を示しているポルトガル代表MFベルナルド・シウバを差し出す可能性があるようだ。ベルナルド・シウバは2017年夏にモナコからマンチェスター・シティへ完全移籍により加入。し烈なポジション争いの中でも出場機会を確保すると、今季もUEFAチャンピオンズリーグで11試合、プレミアリーグで24試合に先発出場していた。また、ベルナルド・シウバはマンチェスター・シティとの現行契約を2025年6月まで残している。

 なお、アトレティコ退団が噂されるサウールには、バイエルン・ミュンヘンが3500万ユーロ(約47億円)の買い取り義務が付帯された2年レンタルによる獲得を検討していると伝えられている。