プレミアリーグ トッテナム

トッテナム、元アメリカ代表監督招へいか!前インテル指揮官コンテとの交渉破談

ユンゲル・クリンスマン 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーは今季までインテルを率いていたアントニオ・コンテ氏の交渉が破談に終わったが、ドイツ代表やアメリカ代表を率いた過去を持つユルゲン・クリンスマン氏の招へいにむかっているかもしれない。8日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 トッテナムは今年3月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。コーチを務めるライアン・メイソン氏が残り試合で指揮を執りシーズンを終えていた。新監督の招へいにむけては、ユベントスを率いた過去を持つマッシミリアーノ・アッレグリ氏にオファーを提示したが、却下。また、パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督復帰の噂が飛び交っているほか、ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督との交渉に入る可能性が伝えられていた。

 そして、今月に入ってクラブ首脳陣はコンテ氏との交渉に当たっていたが、コーチングスタッフの入れ替えや同氏の年俸について合意に至らず、破談となっていた。

 その中、現役時代にトッテナムでプレーしていたクリンスマン氏は『ESPN』のインタビューにおいて「トッテナムはトッテナムだ。彼らからのオファーはつねに耳を傾けている。私にとって、トッテナムはより多くのものを意味するクラブだ」と監督就任の打診を受けたことをほのめかすようなコメントを残している。

 なお、クリンスマン氏は2019年11月からヘルタ・ベルリンを率いていたが、成績不振によりわずか4か月で解任。以降はフリーの身となっている。