ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールは契約満了により今季限りで退団することが既定路線となっていたが、ここにきて残留する可能性が高まっているようだ。8日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が報じている。
チャルハノールとミランの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は契約延長にむけて複数回にわたり会談。クラブは年俸400万ユーロ（約5億3000万円）を提示しているが、選手サイドが500万ユーロ（約6億3000万円）を要求していたことから合意に達していなかった。
また、同選手にはユベントスが年俸500万ユーロを用意したほか、先月下旬にはカタール1部のアル・ドゥハイルSCが年俸800万ユーロ（約10億6000万円）による3年契約でオファーを提示した模様。さらに先月28日には、リバプールがオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの後釜候補にリストアップしていると伝えられていた。
しかし、『コリエレ・デラ・セラ』は同選手がミランが提示した年俸400万ユーロ+ボーナスという条件を受け入れる形で残留に向かうと主張。また、ミランはチャルハノールと新契約を結ぶ場合には、ウディネーゼのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの獲得レースから撤退するものとみられる。
コメントランキング