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ユベントス、正守護神が今夏残留を明言!ミラン退団ドンナルンマ加入の噂も…

ボイチェフ・シュチェスニー 写真提供:Gettyimages

 ユベントスのポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーは今夏退団の噂を否定した。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 シュチェスニーは2017年夏にアーセナルからローマへのレンタル期間を終えると、ユベントスへ完全移籍により加入。移籍1年目に元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとのポジション争いを演じる中で21試合に出場。2018/19シーズン以降は正守護神に定着し、セリエA優勝に大きく貢献していた。しかし、今季はここまで公式戦38試合に先発出場したが、クリーンシート達成はわずか9試合にとどまるなど、本来のパフォーマンスを発揮できていなかった。

 シュチェスニーはユベントスとの現行契約を2024年6月まで残しているが、同選手の去就を巡っては、ミランを契約満了により退団したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが加入する場合には退団に向かうと伝えられていた。

 しかし、ユベントスは3シーズンぶりにマッシミリアーノ・アッレグリ氏が指揮官に復帰。アッレグリ新監督はシュチェスニーを高く評価していることから、ドンナルンマの獲得をクラブ首脳陣に求めないとのことだ。

 また、現在ポーランド代表チームに合流しているシュチェスニーは、8日に控える国際親善試合・アイスランド戦の前日記者会見に出席。自身の去就について質問を受けると「ユベントスや他のクラブと話をしていないよ。退団について議論することが一切ないからね。僕はユベントスの補強戦略に関与していないよ」と語っており、ユベントス残留が既定路線であることを明かした。