ミラン、主将ロマニョーリが今夏退団か！契約延長オファー提示させず…

　ミランのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリには、今夏退団の可能性があるようだ。26日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

　ロマニョーリは2015年夏にローマからミランへ完全移籍により加入すると、ディフェンス陣に必要不可欠な存在に成長。2018/19シーズンからはキャプテンを務めている。今季は負傷離脱により開幕から出遅れたが、公式戦28試合に先発出場。ただ、今年2月末以降は低調なパフォーマンス露呈すると、今年3月中旬から1カ月にわたってふくらはぎの負傷により戦線離脱。復帰後はデンマーク代表DFシモン・ケアーやイングランド代表DFフィカヨ・トモリから定位置を取り戻ず、シーズンを終えている。

　ロマニョーリとミランの現行契約は来年6月に満了を迎えるが、今月中旬の時点では、クラブ首脳陣が同選手を来季の構想に含めていると伝えられていた。しかし、ミランは現時点で選手サイドに対して契約延長のオファーを提示していない模様。フリーでの退団を避けることから、ミランは今夏にもロマニョーリを放出する可能性があるという見方が広まっている。

　なお、ミランは今冬にチェルシーからレンタルにより加入したトモリについて、2800万ユーロ（約36億9000万円）による買い取りオプションの行使をすでに決断している。