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J1名古屋、元デンマークU21代表FW獲得へクラブ間交渉開始!昨季ノルウェー1部で得点王

カスパー・ユンカー 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスはエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトに在籍する元デンマークU-21代表FWカスパー・ユンカーの獲得にむけて交渉を進めているようだ。11日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 現在27歳で左利きのユンカーはデンマークの世代別代表に選出されるなど頭角を現すと、2014年にスーペルリーガ(デンマーク1部)のラナースFCでプロデビューを飾る。その後はデンマーク国内の複数クラブを渡り歩き、昨年にFKボデ/グリムトへ加入すると、移籍1年目にしてリーグ戦24試合に先発出場し27ゴール11アシストをマーク。ノルウェー1部リーグ優勝に大きく貢献するとともに、リーグ得点王に輝いている。

 同選手はFKボデ/グリムトとの契約期間を2022年12月まで残しているが、名古屋グランパスが獲得を目指している模様。すでに両クラブは交渉を進めているものとみられるほか、すでに今シーズンが開幕していることを踏まえて名古屋グランパスはできるだけ早期に合意を取り付けたい姿勢を見せているようだ。

 なお、名古屋グランパスは昨季終了後にFW柿谷曜一朗やFW齋藤学などを獲得し前線を中心に選手層の強化を図っているが、センターフォワードを本職とする選手がFW山崎凌吾のみであったことから、ストライカーの確保が課題となっていたものとみられる。